みなささんこんばんわ(^^)/
1年に一度の更新になるかもしれませんが久しぶりに登場です。
2月になるとここ東京ではあちこちに東京マラソンの文字が増え賑やかになってきます。ここ一年で大都市でのマラソン大会が増え大阪・神戸・名古屋・京都や九州では長崎や熊本とますます盛り上がりを見せております。そんな東京マラソンを目前にした1月に話題のシューズが発売になりました。オリンピック金メダリストのシューズを手掛けたマイスターとの共同開発で話題の
【adidas adizero TAKUMI REN】についてちょっと分析してみたいと思います。
※久しぶりの更新なので文体がおかしかったらお許しください(汗 adidas
adizero TAKUMI Ren
(アディゼロ 匠 練)
V23748
メーカー希望小売価格 ¥13,650-
2012年1月発売モデル
重量約200g(27.0cm)
2000年シドニーオリンピック・高橋尚子選手、2004年アテネオリンピック・野口みずき選手と2大会連続で女子マラソンのゴールドメダルを日本の選手が獲得し日本中が沸きましたが、その二人の選手にシューズを作っていた人間が当時ASICSに在席されていた三村氏です。その後ASICSを退社され自身の名前の付いたブランド「M.Labo」を立ち上げトップアスリートを中心にシューズを展開されておりました。そして約1年後にADIDASと専属契約を結び現在にいたっています。三村氏の作るシューズを一度は履いてみたいと思っているランナーも多いのですが、なかなか一般のランナーが履けるチャンスが少ないのですが、今回adidasの人気シリーズ「adizero」の中で三村氏の意見を取り入れた共同開発モデルとして「TAKUMI」シリーズが発売され非常に注目されています。
「adizero TAKUMI」シリーズには、レース専用モデルの【Sen・戦】とトレーニングモデルの【Ren・練】の2タイプあり、今回は市民ランナーの多くの方が履くであろう【Ren・練】についてチェックしてみましょう。
今シーズンのadidas adizeroのラインナップにはこのRenと同じような位置づけに当たるシューズが市場で人気の「adizero JAPAN2」なのですが、見た目はそれほど大きく変わらない印象ですが細部をチェックするとかなりの違いがありランナーのレベルや好みに合わせて選択できるように感じます。
先ずはラストですが、adizero JAPANのつま先までシェイプされたタイトフィットとは少し違いがありボール部(母趾球横〜小趾球横のライン)から先端までがこのRenの方がゆとりを感じ足趾の動きの自由度が大きいところが特徴です。三村氏の考えがつま先はゆとりを持たせ足趾が自由になる空間を必要としている事で幅・高さ共にやや大きい作りとなっております。ただし中足部から踵にかけてはホールド感が高く特にヒールはカウンターの外側よりミッドーソールと一体になったスプリントフレーム構造を搭載することで包み込む感じや横方向への倒れ込みや捻じれを押さえる役割があり足とシューズの一体感はJAPANを凌駕するのではと考えます。
ミッドソール・アウトソールに関してはかなりの違いがあります。アウトソールはJAPAN2はラバーを多めに使い、特につま先部はコンチネンタル社製のラバーを使用することで粘るようなグリップと耐久性を求めるところに対しRenでは前足部のほとんどをDSPクイックストライクと言うグリップ素材で覆われております。またミッドソールに内蔵される「トルション」を前足部まで伸ばし反発性能を高めているのですがJAPAN2は3本ありトルションバーの返りを反発とするのに対してRenでは従来通りの2本とし自分の足で踏みこみ路面からの反発+トルションバーの反発を推進力としています。ですからJAPAN2はやや硬さを感じますがRenはクッション性を感じる方も多いでしょう。ミッドソール・アウトソールの特徴をとらえるとシューズの反発を最大限に生かすJAPAN2、自ら踏みこんでその反発を推進力とするRenという違いを感じます。
実際に走ってみたところでは、ソールの薄さは感じますが走り出してみると最初に感じた薄さから想像していたよりも前足部のクッション性が高く柔らかな印象です。また接地後のトラクションの掛かり方もDSPクイックストライクを大きな面積で採用しておりますので路面に対するグリップはかなり高いでしょう。4min/kmの前半で走れれば非常に気持ち良く路面からの反発を感じながら前へ進み、それを受ける足はホールドの良さとヒールカウンターの包み込みにより安定性を感じるでしょう。
今回発売になった話題のRenはモデルチェンジしたJAPAN2程の癖もなく万人に受け入れられるトータルパフォーマンスの高い1足だと感じます。個人的な意見としては完成度が非常に高いASICSのターサーのミッドソール+アウトソールにADIDASのホールド感に優れたアッパーを搭載したランナーとしては「こんなシューズを待っていました!!」と言うシューズではないでしょうか。
次回の更新までSee You♪
by MANAGER★
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